THE ESSENCE OF FLY TYING




第八十一話 VirtualCrime & RealPunishment

このコラムでは具体的な時事問題に意見をする事は極力避けたいと思ってきましたが、
あまりにもコメンテイターと意見が違うので、載せざるおえませんでした。
(あくまでも手短かに、これ一回だけにしますので・・、ご容赦!)

実刑判決を受けた堀江被告についてである。
検察・裁判所の「拝金主義」主張に対し、私の観たコメンテイターは、
「彼は決して、金に執着はしていませんでした。この点は彼は純粋すぎるほど純粋です」と
コメントしていた。
私の意見はそれを踏まえた上で、「新しい犯罪の動機」に恐怖を感じています。
堀江被告は「金に執着をしていない」が「ポイントに執拗に執着していた」。
ポイントとはTVゲームのポイントのことで、「架空の実力・実績」だ。
ポイントを貯めれば、羨ましがられる・注目を浴びる・支配ができるという構図だ。
実社会にそのルールを持ち込む行為は、凶悪化する少年犯罪と同質である。
金融システムを逆手に取った錬金術は、TVゲームの「裏技」だろう。
犠牲者(死亡者)が一名でているが、早めの逮捕は正解だったのではないかと思う。
「ポイントを貯める」「裏技」とくれば、「リセット」「消去」と加速していっただろう。
つまり、「自分のゲームに邪魔なキャラは始末する」ことも現実に行う可能性があった。
「架空の犯罪」で「現実の罰」に直面した被告は、整然とした反論などはしないだろう。
投獄中から保釈中の現在まで、今だゲームの最中なのではないだろうか?
そして、詐欺罪で立件はできないだろうので、
被告のゲームに憧れ、参加してしまった投資家に哀れみの感情は一切持てない。


第八十二話 「ストーブ貸してやってくんちぇ〜」

遅まきながら話題の「フラガール」をDVDで観ました。そんなに映画も観ないし、
評論なんか出来る知識も無いのですが、アカデミー賞やらブルーリボン賞やら総なめにする理由は
私でも解かりました。
ハワイアンダンスをストーリーの「華」に持ってきたエンターテイメント仕立て。
「ダメ人間が成長して花開く」構成は、「ベストキッド」や「がんばれベア−ズ」などの
ハリウッドのB級定番手法と言えそうです。
映画ですから誇張も演出もあるのでしょうが、ベースになる「実話」が物凄いですね。
今じゃ当たり前の“スパ・リゾート”も、当時「東北のハワイ」建設を信じる者は居なかったでしょう。
ボタ山をダイアモンドヘッドに見立てた発想のすごさと、実現してしまった行動力もすごい。
時代は昭和40年、場所は閉山間際の炭鉱町。時代背景としては、平均賃金は7万円台。
三種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)が普及して、人々が娯楽に目を向けてきた時代。
「世の中が音を立てて動き始め、誰もがその渦中に身を投じなければならない気運」です。

だらだらと解説してもしょうがないので、3点だけ印象深かった点を・・。
ストーリーが動きだす時にかかるジェイク・シマブクロの音は俳優よりも雄弁で、沁みます。
そして、昭和40年と現代を違和感無くつないでくれる高性能なタイムマシンでした。
紀美子と早苗の別れの場面に象徴的に使われた言葉。「じゃーなー!」これは衝撃的です。
ハワイの「アロハ!」に似た“複数のシュチエイション”で“重い意味にも軽い意味にも”使う若者言葉(当時の・・・)
。実際に私ら、「じゃーなー」も「あばよ!」も使っていましたね
“強い女性”がサブ・テーマになっていたと思います。女優も松雪、蒼井、富司さんと3世代競いあっていましたが、
私は富司純子(ふじ・すみこ)さんの「父親と母親の二面を持たなければならなかった初老の女性」役に軍配を上げます。
久々に“緋牡丹お竜”を見た気がしました。

そして、表題の「ストーブ貸してやってくんちぇ〜」は、富司純子の熱演の台詞ですが、
炭鉱の危機を救う事になった“小道具”は、奇しくも廃坑に追いやる原因となった“石油ストーブ”だった
という皮肉にとれてしまう様な“事実”です。

こんな時代背景など何も考えなくても楽しめて入り込んでしまい、心地よく泣ける映画です。
機会があったらご覧になることをお奨めします。


第八十三話 「モダンバンブービルダー展」直前情報

GW明けの5月13日、日曜日に第四回となる「モダンバンブービルダー展」を開催します。
4月22日発売の”フライフィッシャー誌”にインフォメーションされますが、
近くなりましたらメール等にてご案内させて頂きます。また、お問い合わせにもお返事してまいります。
魚も元気になり、釣り日和だろうと思い日程を決めましたが、この時期には各地でイベントが多く、
参加をお願いしていたビルダー・メーカー諸氏が出席出来なくなる場合もあります。
皆様のご期待を裏切らない会にしていきますが、変更や「当日の特典や掘り出し物」情報を
随時お知らせしていきたいと思います。

カゲロウロッド・石田氏:なにせ遠方なので、毎回デモロッドなどはお寄せ頂いていたのですが、
「今年はデモロッドも無いんですよ、皆さんに宜しくお伝え下さい」との事。
カゲロウロッドファンの方には大変申し訳ありません。

イシザカロッド・石坂氏:今回初参加を予定していましたが、お身内のお祝い事に重なり、
デモ・ロッドのみの参加です。オリジナルブランクのグラスロッドは新鮮に感じ必見です。

ハリキフェルール・榛木氏:縁の下の力持ち的な「精密フェルール」の榛木さんは、
松本のジャニスさんのイベントとバッティング。活躍をお祈りします。

タックルクラフト・ヒロ石井氏:石井さんはいつも通りキレイなフライボックスや
ランディングネットの商品群のみ参加頂きます。

やまめ工房・石井氏:今回は新作のスペイロッド用の大きなリールなどカスタムリールを
沢山持ち込み頂けるそうです。私も楽しみにしています。

肝心な「当日のご成約特典・掘り出し物」ですが、
カクヒロロッド・野中さんは、定番ロッドプラス新作モデルがあるそうです。
今月のフライフィッシャー誌にインタビュー記事がありましたね。是非振り比べて下さい。

バラダロッド・茨田さんは即売品を2点、10%オフを予定されています。

ヨシダロッド・吉田さんは5月1日に価格変更があり30%ほど値上がりをするのですが、
当日のご予約は、旧価格でお受け頂けます。はっきり言ってチャンスです。

今後も変更・トピックスをお知らせして参ります。
お友達をお誘い、是非ごい来場ください!


第八十四話 サーフェイスゲーマー(ドライ馬鹿のココロ)

マスの管理釣り場で人気なのはマイクロスプーンで微妙なアタリを拾う釣りですが、
「どーもする気にならない」「なーんか好きになれない」「魚が見えないじゃん」と、
敬遠していましたら、面白そうなルアーの釣り方を見つけてしまいました。

先日、私が作っているベイトロッドをバス釣りが上手な方にテストしてもらったとき、
ポッコリと良く浮くバルサ製のプラグ(クランクベイト?)を使われました。
バスとは若干違う(らしい?)ものの、見事にレインボーが飛び出してきました。
捕食行動と違う攻撃的で荒々しいアタックは、ちょっと衝撃的なシーンでした。
見よう見まねで試したら、腕前に比例してか、ほど良く釣れます。(課題は多いですけどね)

「ははぁーん、どうやら私はフライフィッシングだけ好きなのでは無く、魚が飛び出す釣りが好き」だったのです。

「ルアーフィッシングなら何でもやる」人もいます。
同じく、「フライフィッシングなら何でもこなす」人もいます。
同様に、「フライならドライフライフィッシング。ルアーならトップウォータープラッギング。」
「水面まで魚を誘き出し、ヒットシーンが確認出来る釣りなら何でもやる!」という
「サーフェイスフィッシング」をジャンルにしたらダメでしょうか?

決してシンキングリトリーブの釣りやマイクロスプーンでの釣りを否定しませんが、
可能な限りサーフェイスゲームの条件を探り、状況を生み出す。

これが「ドライ馬鹿の心意気」ってもんです。


第八十五話 竹は竹屋に聞け

バンブーロッドの材料は? 竹に決まってますよねー。
ほとんどのビルダーは中国で採れたトンキン竹をさまざまなルートから手に入れ
竿に出来る部分を選んでロッドに仕立てます。
トンキンケ−ンでロッドを作るノウハウ(竹の特性も含め)は、
ウェブサイトや教本、スクールなどから比較的に入手は容易と思われます。
稀に淡竹、真竹、紋竹など国産竹で製作される方もいらっしゃいますが、
こちらは和竿の技法を流用するか、自分の経験や感覚を信用するしか無いのが現状です。
竹選び、テーパー計算、火入れ具合など試行錯誤から独自のノウハウを構築されたと思われます。

ヒヨッコビルダーの私は他のビルダーさんから竹を貰ったり、ヒントを貰ったりして
とにかく「竿のカタチ」にしているのが現状ですが、
どうやら「トンキン以外の素材」で竿を作ることに面白みを感じ、そちら側に傾倒しそうです。
フライロッドは自分の感覚を信用してフィーリング(アクションと言うよりも使用感)を決められますが、
スピニングロッドやベイトロッドは「その釣りに精通している人」に積極的に話を伺います。
それは、「何が足りない?」「どう使いたい?」「不満な所はない?」「今使っている竿より良い所はある?」などなど・・。
同様に「竹の目利き」が出来ない現在、頼りにするのは「その道の専門家」さんです。
造園業者さん、造園資材屋さん、大工さん、竹細工の工房などなど、
およそバンブーロッドビルディングと無縁なところからヒントを探りました。
大凡の意見をまとめると、
「細工物にするなら真竹が良い、それも岐阜の山のものなら均一な品質を望める」
「雨風に耐える物に使うのだから、きっと竿にも良いだろう」
「あまり年数が経ったものは、急にもろくなる。採ってから3、4年の竹は無理を聞いてくれる」

ワタシ。これらの言葉を信用します。だって、バカだから・・・。


第八十六話 アクションって何? パートU

七十六話で、「それぞれの釣りの核心部分をマスターする」ことを補助することが道具の使命と書き殴りました。
今回のお話は、その延長線上というか、発展形というか、それすらどうでも良くなったと言うか・・。
(こういう書き出しになると、大体まとまらなくなるのがいつものパターンなのですが・・)

試し振り会や自分の竿やビルダーさんのデモロッドを試している時に心掛けているのが、
「5分以内に好き嫌いの決着をつける」ということです。
それ以上触れていると、体の方が竿に合わせてしまい、
竿の特性(アクション?フィーリング?)が薄れてしまうと思っているからです。
その竿を所有すれば「熟れる時間は充分にあり」「もっと良い所を見つけられ」ますが、
恋愛にも似た「鮮烈な一目ぼれ的相性」は、5分以内で決まるはずです。

「アクション」を表現する言葉は色々とありますが、皆さんよく聞かれると思うのが、
「ミディアム」「ミディアム・ファスト」「パラボリック」「プログレッシブ」「スロー」などでしょうか。
私の「アクションの定義」は、
「手が加えたチカラ(入力)を、主に竿のどの部分で増幅し、ラインと釣り人に伝える(出力する)か」を、
「作者が意図して、作為的に加工してある竿の機能(ファンクション)」の事です。
したがって、私は「ミディアム」「スロー」などの表現は「テンポを表す」ものでアクションとは思っていません。

@ プログレッシブアクション=加えられた負荷・加重に対して最適な部分がベンディングポイントになり、
加重と同等の反発力をラインと釣り人に与える「基本中の基本」と言えるアクション。
しかし、良く考えられた一部のグラファイトロッドに見受けられるものの、
明確なプログレッシブアクションと判断できるバンブーロッドに滅多に出会えません。

A パラボリックアクション=2ピースロッドならばフェルール下部の任意の位置にウィークポイントを設け、
ロッド上部の重さを積極的に利用した、キャスティングを楽しむロッドアクション。
竹という「素材の質量」をプラスに転じたバンブーロッドならではのアクションではないでしょうか。

B ティップアクション=バスロッドなどに存在するが、バンブーどころかフライロッドとして考えられないアクション。
バットはほとんど曲がらず、ティップのみ作用するトーナメントキャスターならありうるが、実釣には不向きな竿。
今思い起こせば、過去に1本だけ当てはまるフライロッドがあったと思う。
それは、「キネヤさんのクワッドロッド」でした。興味のある方はお探しください。

そして、明確に「アクションを判断できるロッド」は、4番ライン指定以上の番手だと思います。
3番ライン指定以下のロッドには「明確に作られたアクション」が存在するとは思いません。
フリーフォール(自然落下)に似たフリーベンディング(消極的なプログレッシブアクション)をしているだけだと思います。

ただし、一概に悪い現象では無く、釣り人にフィードバックされるフィーリング(味付け)は存在し主張されています。
私も竿を作り出して「設計理念」に置いてあるのは、「ファンクション」ではなく「フィーリング」です。
曰く、「使うと楽しくて思わず“顔がニヤケ”、魚を掛けたら思わず“昇天”してしまうロッド」です。
もし、1番2番3番で「これには明確なアクションが在る」と言える竹竿をご存知の方は、是非ご教授ください。

やっぱり、まとまりませんでした・・。ご意見、反論、お待ちします・・・。


第八十七話 「仲間」

「仲間」という言葉は、よく使う方も多いので、今回はご批判覚悟のコラムになります。
言葉としての響きは良いのですが、何か胡散臭いようで嫌悪を感じ使わないようにしています。

「ねえ、ねえ、あの人どういう人?」すると、「うん、仕事仲間だよ」と、こたえが返ってくる。
よくある光景ですが、この「仲間」という言葉からは当人同士の関係が判りません。
むしろ判らせたくない時に使うのではないかと思ってしまいます。
「仕事仲間」を私が表現するならば、
「あんまり良くは知らないんだけど、同業者で、よく顔は合わせるよ。
あんまり深くは付き合いたく無いけど、同業者だから波風立てられない感じだね」となります。
心理としては、「時々の都合で、「知人」にも「他人」にもなり、
お互い裏切ることはあっても助けることは無い」関係でしょうか。
そして、「釣り仲間」「ネット仲間」など、個人的を無視した「所属・帰属」に基づく関係となると、
「まだ一度も会ったこと無いけど、<○○仲間>だよ」などという答えが返ってきたりします。

友人、知人、同級生、先輩・後輩、師弟関係、同業者、利害関係者、ライバル、同好の志
いい大人の人間関係は複雑な表現は無用です。
「所属団体」や「くくり」の枠で表現せず、「一対一」でその人との関係を認識しませんか。


第八十八話 Rod Laboratory

新しい試みをするロッド工房として,“RodLaboratory”立ち上げ宣言をしました。
と言っても一人で悩んで、“苦悩の末”に生み出すなど私の性格に合うはずがありません。
アクションはもちろん、竹材、パーツ、その他の必要な物、事を何でも人に聞いて、頼ります。
と言っても、最初の疑問を発信するのは私なので、解決方法を「他力本願」しているわけですね。
今回、掲載するのは3つの試み、フェルール、塗料、ガイドです。

バンブーフェルール

  

思いつきで形にしてしまった「バンブーフェルール第一号」です。
ハリキさんのフェルールで全然問題ないんで、「作ってみたかったから作ってみた」のですが、
以前から、雑誌で見たり、海外ビルダーの作を目にしたりしていた記憶が、突然手を動かせた。という感じです。
「アンメタル」な?「和のテイスト」のような?「ハートウオーミング」な?感じですかね。
製作は容易ですが、フィッティングには時間がいります。防水にはオイルとワックスを併用。
スッと入って、ぐらつかず、抜くのも簡単、ガイド位置もズレナイ、と良いことづくめですが、
実用に持つか判りません。これから過酷な耐久テストに入ります。(虹鱒5000匹=ポンドで1年間)
皆さんご協力ください。
ただ今、調子に乗って9ftのセミダブルの竿も「バンブーフェルール化」実施中。
乞うご期待!


ドイツ製塗料



ビルダー諸氏、使う塗料もさまざまで、光沢のある竿、半艶の竿とそれぞれの表情があります。
実際に防水の意味と美感を保つ意味とありますが、どちらも最終的には”長持ち”することが大事ですね。
この塗料は、ドイツ製で天然成分が多く、家具や玩具によく使われるものだそうです。
成分表を見ると、亜麻仁油、桐油、蜜蝋で、日本でもお馴染みのオイルフィニッシュと同じ様ですが、
刷毛塗りで乾燥すると、シッカリとした塗装膜が出来るのです。
1液で、刷毛塗りで、半艶のしっかりとした塗装膜が出来る!これは私向きです。


ワンフットガイド



これは好き嫌いがハッキリ出るパーツだと思いますが、細いティップを持つ3番以下の竿にイチオシです。
プライベートで使うビルダーもいらっしゃいましたが、”売り物”となると躊躇なさる様です。
足が2本あるスネークガイドは、細いと言えども金属でできているので、細いティップ部に影響を与えます。
特にシナヤカな竹材(真竹など)に使うと、ガイド位置で”曲がり”が見えるほどでした。
ワンフットに変えるとその曲がりが解消したので、「一本足」と「二本足」で差がある事は確実だと思います。
ただ、弱点も有るそうで、「ラインの傷みが早い」そうです。
まだその影響は感じませんし、ロッドの性能を上げる為なら、ライン交換が早くなるくらいどうでも良いと思うんですけどね。


第八十九話 Rod Laboratory パートU

バンブーフェルールの“耐久テスト”は快調に進んでいます。(ただ今250匹超え)
テスターには概ね好評で、ワンピースに近い“ダイレクト感”が有り、パワーの伝達力が優れています。
丈夫かどうかは、まさにテスト中なのですが、「重いだ、軽いだ」「硬いだ、軟らかいだ」以前に、
非金属の同素材を使うことは、「分割しているのに繊維かつながっている」様に感じられます。
低番手では問題ないと確信しましたので、オプション設定を開始しようと思います。
せっかくだから「名前」をつけてあげようと思い、今までの「フェルール」と違うのだから・・・、



BAMBOO SOCKET 「バンブーソケット」 にしました! 

ついでに、現在のロッドのラインアップとプライスを明記しておきます。
ラインアップは今後増えていくでしょうが、(皆さんの欲望を聞き、形に成っていけば・・)
今、私がお薦めできて、デモ竿があるモデルは、下記の通りです。
ハイエンドモデルでも10万円せず、「クワッド&ホロ−」が基本仕様です。(画期的?)

シリーズ名: Precious Moment 
基本仕様:真竹 クワッド ホロ−ビルド 自然素材塗料

ワンピースショートロッド 2/3ライン指定
5‘11“が一番良い感じになりました。オイカワ釣っても手元にドンッと来る竿 ¥58000

4ピースショートロッド  3/4ライン指定
真竹の節間の長さを利用したノードレス4ピースのショートロッド。レングスは竹しだいです。 ¥80000

2ピース 703     WF3ライン指定
やっと納得のできる#3ロッドが出来ました。バットパワーに余裕を残す繊細な竿。 ¥68000

2ピース 764     WF4ライン指定
セミパラとプログレの2つのアクションを選んでもらえます。RodLaboの中核モデル。 ¥72000

2ピース 9ftセミダブル6/7ライン指定
片手でも振れてしまうスペイロッド。オーバーヘッドキャストは難しいと言うか無理です。 ¥90000

オプション : バンブーソケット ¥10000〜



第九十話 ハンドクラフト作品は、手で選べ!

先日、5回目のクラフト展が終了しました。良い日和でロッドのインプレには打って付けでした。
“モダンバンブービルダー展”から“クラフトマンユニオンショー”に改名しましたが、
スケールアップを図りたいという意図はあるものの、内容は一貫しています。
「釣って選べるバンブーロッド」が謳い文句で、ビルダーも動員してしまう展示会です。
何故?この様な展示会を開こうと思ったか?(それも幹事で・・・)

「ねえ?試し釣りの出来る展示会やらない?静岡なんだけどさ」 (軽薄な口調で・・・)
ビルダーも最初は迷惑顔でした。そりゃそうですよね、遠くから作業を休んで来なければならないし、
見ず知らずのお客さまに「苦手な説明」をしなければならないのですから・・。
「完全なるアウェイ」 このプレッシャーに耐えられなければ当会のコンセプトである
「実釣をしてロッドの性格を確かめられ、作者に直接設計理論を問うことが出来る」に 参加できるわけがありません。

雑誌の写真記事でしか見たことの無い「ビッグネーム」とじかに話が出来る野外の実釣イベント。
確かに高価なバンブーロッド。買ってから間違いだったと思いたくないロッド選びのはずです。
「高価な物にはそれなりの販売方法があるはず」と疑問に思い、複数の作家から選ぶことが出来れば、
購入する側も「納得」と「愛着」と「得をした感覚」を持たれたと聴きました。

私は、“遊びに対して真面目です”  (なんのこっちゃ?)
作家の皆さんも“身を削って”製作されています。

その思いの原動力は、
「楽しく休日を過ごしてもらいたい」「フィッシングライフを充実してもらいたい」の2点です。
言うなれば、ハンドクラフト製品は、
釣り人に無類の楽しさと、ほんの少しの優越感を持って頂ける 「生活のエッセンス」です。


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